やりたいと思った時に一番身につく

いやぁ、鬼滅の刃が流行ってますね。

まんじぇの生徒でも数人映画を観に行ったようです。

そんな折、SNSで鬼滅の刃に関する話が目に止まりました。

小学校低学年の子どもが鬼滅の刃にハマって、「鬼」や「滅」や「竈門炭治郎」を漢字で書けるようになっている、でも学校の漢字テストでは習った漢字が書けなくて点数が低い。

という話。

あー、そういうことってあるよなぁと思いましたが、ここからわかるのは、人間は興味があることや、やりたいと思った時に、自分の中に吸収する力が大きくなり、やらされたり、強制されたりするときは小さくなるということです。

まんじぇでは子どもたちは授業も時間割もなく自由に過ごしていて、目に見えるようなかたちで教科学習をしている生徒はあまりいません。もちろんしてもいいし、今までしていた、している人もいますが。

その様子を見て、「勉強は大丈夫なのか」と聞かれることは多いです。

(そんな人にはまず「大丈夫」という状態がどういうもので、そこにどれだけ意味があるのかを考えてもらいたいですが、それは置いといて。)

まず生活に必要な読み書き計算というのは勝手に身につくと思っています。なぜなら生活に必要だからです笑。不便な状態を不便なままにしおきたい人なんていません。ゲームや漫画やYouTubeや普段の会話や目に入るものから、読み書きや計算を身につけているなというのはまんじぇの生徒を見ていてよくわかります。

ただ確かに、公の学校に通う同じ年齢の人に比べると、漢字が書けなかったり、計算に時間がかかったりする人もいます。

でもそれもまったく心配はしていません。

まんじぇで日々やりたいことをしながら学んでいる人は、やりたい!と思った時の吸収力、集中力、思考力などなどがめちゃくちゃ育まれているように思います。

だから例えば高校に行きたいとか、大学に行きたいとか急に思ったとしても、短い時間でも全然取り戻せるのです。もちろん絶対というものはありませんが、そういう進路の進み方をしたまんじぇの生徒もいます。

最初に書きましたが、やる意味もわからないまま、勉強をやらされているから身につくのに時間がかかるのです。やりたいことのためにやるのであれば、義務教育で学ぶ内容に9年も必要ありません。

冒頭の小学生も、いろんな探究心や好奇心を持っているだろうに、そんなテストで点数が取れず、自信や自己肯定感が下がっていくのはもったいないと思ってしまいます。