まず、「やりたいこと」がすべてのもとだと思います。やりたいことを追求するうちに多くのことを学んでいきます。
例えばお菓子作りやカードゲームから文字や計算を覚えたりします。他の人がやっている様子を見てミーティングの書記に興味を持ち、実際にやってみることで1つ1つの平仮名から覚えていった人もいます。そしてそれらはどれもやりたいと思ったことをするために必要なことなので「何のためにこんなことを覚えなきゃいけないんだ?」などという疑問を持つこともなく、ごく自然に身につけていきます。当然のことながら、その中には面倒なこともありえますが、「やりたいこと」という目的があればこそ、ちょっと大変なことも乗り越えていくのでしょう。
つまり、やりたいことを達成するための過程には、「その1つだけを取り出したとしたらきっとやりたくないこと」が入っていることが多いのです。 ただ、その先に大きな「やりたいこと」があるために「やりたくないこと」だと認識されないだけだと思います。 もし、そういう目的もなく、100%やりたくないことなのだとしたら、それはむしろやらない方がいいのではないでしょうか?100%やりたくないことはきっぱり拒否できることも大切だと考えます。